Netflixドラマ『10DANCE』を見て、
「ダンスってこんなに種類があるの?」
「スタンダードとラテンの違いが知りたい」
と思った方も多いはずです。
10ダンスは、社交ダンスの中でも最高難度の競技です。
10種のダンスをすべて踊りこなす必要があるので、かなりハード。
でも、その分奥深くて面白い世界なんです。
ここでは、作品をより楽しめるように、10種目をやさしく解説していきます。
10ダンスとは?
社交ダンスは「スタンダード」と「ラテン」に分かれます。
10ダンスは、この2つのジャンルの合計10種目すべてを競技するスタイルです。
- スタンダード…男女がホールドを組み、優雅に移動するのが特徴。
- ラテン…離れたり近づいたりしながら、リズムと身体表現で魅せるスタイル。
性質がまったく違うので、両方を極めるのはかなり大変です。
だからこそ、10ダンサーは“二刀流のアスリート”と言われています。
ドラマ『10DANCE』も、この違いと難しさが物語の軸になっています。
【スタンダード】5種目
● ワルツ(Waltz)
3拍子のやさしいダンスです。
体がふわっと上下する「スウィング」が魅力。
初心者も挑戦しやすい種目で、作品でも穏やかな雰囲気のシーンに合います。
● タンゴ(Tango)
キレのある動きがかっこいいダンスです。
ホールドも独特で、ストップ&ゴーのメリハリがポイント。
緊張感が走る種目なので、ドラマでも対立や心理戦の場面に合います。
● クイックステップ(Quickstep)
名前の通り、とにかく軽快でスピーディー。
フロアを駆け回るように動くので、見ていて明るい気分になります。
選手にはスタミナもリズム感も必要な種目です。
● スローフォックストロット(Slow Foxtrot)
ゆったりしていますが、実は動きが繊細でスムーズさが求められます。
流れるように進むので、見ているだけでも心地よさを感じられるダンスです。
● ヴェニーズワルツ(Viennese Waltz)
クルクルと回転し続けるクラシックなダンスです。
テンポが速く、見ている側も思わず引き込まれるほどの勢いがあります。
とても華やかなので、作品でも目を引くシーンにぴったりです。
【ラテン】5種目
● チャチャチャ(Cha Cha)
軽快でポップなダンスです。
細かいリズム取りや腰の動きがアクセント。
ラテンの中でも明るくて親しみやすい種目です。
● サンバ(Samba)
ブラジル生まれの陽気なダンスです。
上下に弾む「バウンス」が特徴で、かなり体力を使います。
ダイナミックで楽しい雰囲気が魅力です。
● ルンバ(Rumba)
ゆっくりした曲で“感情”を表現するダンスです。
ラテンの基礎とも言われ、1歩1歩の重さやラインが大事。
演技力も出るので、競技でも見ごたえがあります。
● パソドブレ(Paso Doble)
闘牛をテーマにした情熱的なダンスです。
男性は闘牛士、女性はマントのように踊ることもあります。
力強くてドラマチック。物語性が濃い種目です。
● ジャイブ(Jive)
とにかくテンションが高いダンスです。
跳ねるようなステップが続くので、かなりハード。
ラテンのクライマックスとして盛り上がる種目です。
10DANCEの大会の見方
実際の競技会では、10種目すべての総合評価で順位が決まります。
技術だけでなく、姿勢や音楽性、表現力も評価の対象になります。
スタンダードとラテンでは使う筋肉や動きの感覚がまったく違うため、
「どちらをどれくらい練習するか?」が選手の大きな課題になります。
ドラマの中で描かれる“種目ごとの駆け引き”は、実際の大会でもしっかり存在します。
知ってから見ると、競技シーンの見え方がグッと変わりますね。
10ダンスがもっと楽しくなるワンポイント
音の取り方に注目すると、もっと面白く見えます。
スタンダードはメロディーに合わせて滑らかに動きますが、ラテンはリズムの細かい部分を拾って踊ります。
同じ音楽でも、使うタイミングがまったく違うんですね。
例えばチャチャチャの「チャ・チャ・チャ」という音はわかりやすいですが、その裏には複雑なリズムも流れています。
上手い選手ほど、この“隠れているリズム”をうまく拾って魅せてくれるんです。
ワルツやフォックストロットでは、音を“滑らせる”ように使います。
テンポを感じながらも、体はゆったり大きく動くので、見ている側も気持ちよくなれます。
スタンダードとラテンの身体の使い方の違い
10ダンスの難しさは、種目の多さだけではありません。
身体の使い方がジャンルごとに全然違うんです。
スタンダードは背筋を伸ばして姿勢をキープしながら踊ります。
体の“外側”のラインで魅せるイメージですね。
見た目は優雅ですが、体幹の強さが必要です。
ラテンは体を曲げたり伸ばしたりしながら動きます。
腰や胸を柔らかく使うことが多く、内側のしなやかさが問われます。
10ダンサーは両方を切り替えながら踊らないといけないので、まさに別競技を同時にやっているようなものですね。
『10DANCE』のダンスシーンを楽しむヒント
ダンスは動きの中に感情が現れます。
ワルツは優しさ、タンゴは緊張、ルンバは心の距離…。
種目の特徴を知っていると、キャラの心情が読み取りやすくなります。
振付にはプロが関わっているので、動きも本格的です。
初心者でも、競技の迫力をそのまま体感できます。
『10DANCE』が初心者に刺さる理由
この作品が面白いのは、ただのダンス作品ではないことです。
動きだけで感情が伝わるので、ダンスの知識がなくても楽しめます。
- 「前は軽やかだったのに、今は重く見える」
- 「距離が近く感じる」
- 「呼吸が合っている」
そんな“言葉にしない会話”がダンスに表れているんです。
もちろん、ダンスを少し知っているともっと深く楽しめます。
でも、知らなくても見ているだけで感情が伝わるのが魅力ですね。
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まとめ
10ダンスは、スタンダードとラテンの10種すべてを踊る過酷な競技ですが、奥深くて見どころも満載です。
『10DANCE』は、その世界をわかりやすく、ドラマチックに描いています。
ダンスの特徴を知るだけで、作品の見応えは一段とアップします。
お気に入りの種目を見つけて、ぜひもう一度作品を楽しんでみてくださいね。




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