Netflixドラマ『今際の国のアリス』を見終わった後、
「え、アンってなんで生きてるの?」
「ゲームで死んだと思ったのに、現実で普通にいるのどういうこと!?」
と感じた人も多いのではないでしょうか。
スペードのキング(シーラビ)と戦いで銃で撃たれ、瞳孔まで開いて完全に死んだように見えたアンが、最終話では何事もなかったかのように生きて登場するので、かなり驚きますよね。
この記事でわかること
- 今際の国のアリスのアンはなぜ生きているのか(シーズン2ラストの真実)
- 原作とドラマ版でのアンの生存の理由の違い
- シーズン3で判明した生存者と死亡キャラの一覧
- アリス・ウサギ・アグニ・アンなど主要キャラの最終的な運命
今際の国のアリスのアンはなぜ生きている?という疑問を、今際の国のルールや現実世界との関係性から徹底解説していきます!
アンはなぜ生きているの?シーズン2ラストの真実を解説
今際の国のアリスでアンがなぜ生きているのかというと、スペードのキング(シーラビ)との戦いで瀕死の重傷を負いながらも、ゲームクリア時点では「まだギリギリ生きていた」からです。
シーラビとの激しい銃撃戦の中で、アンは腹部と肩を撃たれてしまいます。
クイナと最後の会話を交わした後、瞳孔が開いて消えたアンを見て、多くの視聴者が「完全に死んだ」と受け止められたはずです。
でも実際は、完全に死亡したわけじゃなかったんですね。
今際の国では生死の境目がとても重要で、ゲームクリア後に「今際の国に残るか、現実世界に戻るか」の選択ができる条件は「その時点で生きていること」です。
アンは意識を失っていて自分で選択することはできませんでしたが、「まだ完全には死んでいない」状態だったので、自動的に現実世界へ戻ることになった、という解釈になります。
現実世界では、衝撃石落下事故によってアンは重傷を負い、集中治療室で手術を受けていました。
その手術が成功したことで命がつながり、目が覚めることができたのです。
つまり、「今際の国でギリギリ生きていたこと」と「現実世界での手術」という二つの条件が同時に成功した結果として、アンは生きて戻ることができた、というわけですね。
原作とドラマでは違う?アンの理由生存の違い
原作漫画とドラマ版では、「アンはなぜ生きているのか」という展開に大きな違いがあります。
最初原作では、アンはドラマのように「深刻な傷を負って死にかける」ような描写はありません。
スペードのキングと戦闘でダメージは負うもの、意識ははっきりしており、ゲームクリア後の選択も自分の意志で「現実世界に戻る」と決めることができます。
ドラマ版では、次のようにかなりドラマチックにアレンジされています。
- シーラビに銃で撃たれ、瀕死の重傷を負う
- 瞳孔が開き、完全に意識不明・死亡したように見える
- 選択のシーンに登場せず、視聴者も「死んだ」と信じてしまうような演出
- 最終話で突然アンが生きていることが照らされ、驚きと感動を生む
この違いによって、ドラマ版では「今際の国のアリスのアンなぜ生きてるの?」という疑問がネット上で大きな話題になったわけです。
また原作では、現実世界に戻ったあとにアンとマヒルの再会シーンまで描かれており、アンのその後がより丁寧に補完されています。
シーズン3で判明した生存者と死亡キャラまとめ
ここからは、シーズン3までの「生存者」と「死亡キャラ」を整理していきます。
最終ゲーム「ミライすごろく」を生き抜いて現実世界に戻れた生存者はこちら
- アリス(有栖良平)
- ウサギ(宇佐木柚葉)とお腹の赤ちゃん
- サチコ
- レイ
- ノブ
- ユナ
アリスは最後の勝負でサイコロを振り、仲間だけがゴールできる数字を出して、自分が犠牲になる道を選んだです。
でもその自己犠牲のおかげで、ウサギや他の仲間たちは無事に現実世界へ帰還できました。
一方で、シーズン3のゲーム中に命を落としたキャラクターもいます
- リュウジ
- テツ
- ソウタ
- シオン
- ナツ
- カズヤ
- バンダ
特にカズヤの最期は印象的でしたよね。
「ゾンビ狩り」でアリスに助けられた恩を返すために、刺青を披露し鬼神のような戦いを見せてくれました!
そして忘れてはいけないのが、シーズン2の時点で現実世界へ戻っていたメンバーたちです。
クイナ、チシヤ、ニラギ、アン、アグニ、ヘイヤたちは、今際の国には戻らず現実世界で生活を続けています。
アリスは彼らのカウンセリングを担当し、隕石事故の生存者たちが「生きる意味」を守れるようサポートする存在として描かれています。
アリス・ウサギ・アグニ・アン…主要キャラは最終的にどうなった?
シリーズ全体を通して、主要キャラが最終的にどうなったのかを整理してみよう。
アリス(有栖良平)
シーズン3では、ウサギを救うために再び今際の国へ向かいます。
ゲーム最終「ミライすごろく」で自ら残る選択をし、仲間を現実世界に帰還させる道を選びました。
現実世界では病院で目を覚まし、ウサギと再会を果たします。
今際の記憶は完全ではないもの、どこか心の奥底でつながりを感じているように描かれており、その後はカウンセラーとして隕石事故の生存者たちの心を支え仕事に就きます。
ウサギ(宇佐木柚葉)
シーズン3では、亡くなった父親に会いたいという想いから、再び今際の国へ向かいます。
最終ゲームでアリスと再会し、自分が妊娠していることを知ることに。
アリスの自己犠牲によって現実世界に戻り、無事に覚まします。
その後はアリスとともに子どもの名前を考えながら、穏やかな時間を過ごしている様子が描かれます。
アン(安梨鶴奈)
アンはシーズン2で今際の国から現実世界へ戻ってきており、生存が確認されています。
シーズン3では今際の国には戻らず、現実世界アリスを支える重要なポジションとして登場します。
アリスが今際の際へ再び向かう際の手助けをしたり、現実世界でバンダからアリスを守ったりとか、頼れる大人としての一面がしっかり描かれています。
アグニ(朱鷺岡朔哉)
シーズン2のスペードのキング戦で命を落としたように見えるラストを迎えます。
シーズン3では、現実世界で生存していたことが判明!
アリスがカウンセリングを担当する隕石事故の生存者の一人として登場しています。
過去の罪や葛藤と向き合いながら、また前を向こうとしている姿が描かれています。
クイナ(栗国杞憂那)
シーズン2で重傷を負いながらも現実世界へ帰還。
シーズン3でも生存が確認されていて、アリスのカウンセリングを受けるシーンもありました。
チシヤ(苣屋駿太郎)
シーズン2のラストで現実世界に戻り、シーズン3でも生存。
冷静な彼らしく、アリスのカウンセリングを受けながら少しずつ新しい人生を歩み始めているように見えます。
ニラギ(韮木傑)・ヘイヤ
2人とも現実世界で目覚め、シーズン3でも生きていることが確認されました!
これから見ていくと、シーズン2で現実世界に戻ってきたキャラ達、シーズン3でもそれぞれの場所で無事に生活を続けていると思います。
まとめ
今回は『今際の国のアリス』でアンはなぜ生きているのかについて、詳しく解説してきました!
アンが生存できた理由をもう一度おさらいすると、
・スペードのキングとの戦いで瀕死の重傷を負ったものの、ゲームクリア時点でギリギリまだ息があったこと
・現実世界での手術が成功したこと
の2つが重なったからなんです。
原作とドラマ版では展開が大きく異なっていて、ドラマ版の方が「今際の国のアリス アン なぜ生きてる?」という疑問が生まれるような劇的な演出になっていましたね。
シーズン3では、アリスとウサギが再び今際の国へ行く展開に!
最終的にアリスは仲間を救うために自己犠牲を選びましたが、ウサギやサチコたちと共に無事に現実世界へ帰還できています。
アンをはじめシーズン2の生存者たちも現実世界で新しい人生を歩んでいて、アリスがカウンセラーとして彼らをサポートしているのも素敵でしたよね!
アンの生存理由を知ることで、『今際の国のアリス』の世界観がより深く理解できたんじゃないでしょうか。
気になった人は、ぜひもう一度シーズン2とシーズン3をもう一度見直して、細かい描写も楽しんでみてください。


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