毎年冬の恒例となっている「FNS歌謡祭」。
フジテレビが誇る大型音楽番組で、世代やジャンルを超えた豪華アーティストが集結します。
その場でしか見られないコラボが誕生し、視聴者の記憶に残る“音楽の奇跡”が生まれてきました。
特に2020年代に入ってからは、SNSでの拡散力も加わり、「リアルタイムで見たい音楽番組」として再び注目を集めています。
放送当日は、X(旧Twitter)でハッシュタグがトレンド入りし、視聴者が同時に感動を共有する“音楽の祭典”として進化を続けています。
そんなFNS歌謡祭から、特に話題を呼んだ豪華コラボ5選を紹介します。
LiSA × 清塚信也「炎」(2020年)
『鬼滅の刃』の主題歌「炎」を、ピアニスト清塚信也さんの生演奏で披露。
会場全体が静まり返り、LiSAさんの力強い歌声が響き渡りました。
SNSでも「泣いた」「鳥肌が止まらない」と話題に。
この年のFNS歌謡祭を象徴する名演として今も語り継がれています。
清塚信也さんの繊細なピアノがLiSAさんの感情を引き出し、まるで映画のクライマックスを見ているような臨場感を生み出しました。
ステージ上での二人の呼吸の合い方や間の取り方までが、まさに“芸術”そのもの。
FNSが“生演奏の力”を重視していることを感じさせる一幕です。
森山直太朗 × 平手友梨奈「生きてることが辛いなら」(2021年)
異色のコラボとして注目を集めたステージ。
平手友梨奈さんが透明感ある表情で舞い、森山直太朗さんの歌声と融合。
SNSでは「芸術作品のよう」「FNS史上最高の表現」と絶賛されました。
この放送をきっかけに、平手さんの表現力の高さが改めて評価されました。
照明を最小限に抑え、静かなステージ上で繰り広げられた“生の表現”は、
音楽と演技の境界を越えた新しい挑戦としても話題に。
放送翌日にはYouTubeやSNSで関連動画が急上昇するほどの反響を呼びました。
相葉雅紀 × KAT-TUN × King & Prince × SixTONES「weeeek」(2020年)
2020年FNS歌謡祭・第1夜で披露された、ジャニーズメドレーの一幕。
NEWSの代表曲「weeeek」を、相葉雅紀さんを中心にKAT-TUN・King & Prince・SixTONESが豪華にコラボ。
ファン世代を超えて楽しめる、明るく元気なパフォーマンスが話題になりました。
「ジャニーズの世代交代を感じた」「圧巻のステージ」と多くの感想が寄せられ、音楽番組の華やかさを象徴する一幕となりました。
それぞれのグループが持つ個性が一曲に融合し、FNSならではの“世代をつなぐ架け橋”として印象深いコラボでした。
AI × 倖田來未「Story/愛のうた」(2021年)
“女性ボーカリストの共演”として注目を集めたAIさんと倖田來未さん。
AIさんの「Story」と倖田さんの「愛のうた」をメドレー形式で披露しました。
お互いの楽曲を尊重しながらも、圧倒的な歌唱力と表現力が融合。
SNSでは「声のハーモニーが泣ける」「2人の信頼関係を感じた」と感動の声が多数上がりました。
ステージ演出もシンプルで、2人の声の重なりを最大限に引き立てる構成。
まさに“音楽の力だけで人の心を動かす”パフォーマンスでした。
このコラボは“FNSでしか見られない奇跡の一夜”として、視聴者の記憶に深く刻まれています。
水樹奈々 × 清塚信也「愛の星」(2021年)
アニメソング界を代表する水樹奈々さんと、ピアニスト清塚信也さんの共演。
水樹さんの繊細でまっすぐな歌声と、清塚さんの優しく包み込むようなピアノが見事に調和しました。
“声と音だけで心を動かす”ステージに、多くのファンが感動。
SNSでも「優しさに包まれた空間」「音楽の美しさを再認識した」と絶賛されました。
清塚さんはこの年、複数のアーティストの伴奏を担当しており、FNS歌謡祭の音楽的クオリティを支えるキーパーソンとして注目を集めました。
まとめ
今回は、FNS歌謡祭で話題になった2020年代の豪華コラボ5選を紹介しました。
年に一度の音楽の祭典・FNS歌謡祭では、アーティスト同士の化学反応が生まれ、思いがけない感動が届けられます。
特に近年は、生演奏やコラボを通じて“音楽の原点”に立ち返る演出が増え、
視聴者の心に残る瞬間が数多く生まれています。
そして忘れてはいけないのが、番組の音楽監督・武部聡志さんの存在。
彼の細やかなアレンジと信頼関係が、これらの名演を支えています。
近年はSNSのリアルタイム投稿によって、テレビの前にいる全員が“同じ時間を共有する体験”を楽しむ時代になりました。
FNS歌謡祭は、その象徴とも言える番組。
これからもFNS歌謡祭が生み出すコラボステージに期待しながら、次なる“心震える瞬間”を楽しみに待ちましょう。



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