矢沢愛さんの大人気漫画が実写映画化され、当時大ヒットとなった『NANA』。
2005年に公開されたこの作品は、キャストが歌う主題歌や挿入歌も話題となり、日本映画界に大きな影響を与えました。
2025年には映画公開20周年を記念してリバイバル上映が決定しており、改めて注目が集まっています。
そんな『NANA』を今振り返ると、当時から活躍していた俳優陣の豪華さに驚かされます。
この記事では、『NANA』と続編『NANA2』のキャストについて、当時の評価や変更の背景、そしてファンに愛され続けるコラボ商品まで詳しくご紹介していきます。
映画『NANA』とは?原作の魅力
『NANA』は、人気漫画家・矢沢あいによるコミックを原作とした作品です。
同じ「なな」という名前を持つ2人の女性が偶然出会い、見た目も性格も正反対でありながら深い絆で結ばれていく恋愛群像劇となっています。
矢沢あいファンの間では、漫画に登場するファッションやライフスタイルの描写が特に人気で、キャラクターたちが身につける衣装や小物は当時の若者文化に大きな影響を与えました。
実写映画化にあたっては、この独特の世界観をどう再現するかが注目されていました。
『NANA』の豪華キャスト一覧
主演の2人のNANA
映画の中心となる主人公2人には、以下のキャストが起用されました。
大崎ナナ:中島美嘉 ロックバンドのボーカリストを目指す、クールでカリスマ性のあるナナ役。
中島美嘉さんは本作で2006年の「第29回日本アカデミー賞」主演女優の優秀賞と新人俳優賞をダブル受賞しています。
中島さんの雰囲気とかっこよさは、まさに原作のナナそのもの。
漫画から飛び出してきたようなビジュアルと歌唱力で、多くのファンを魅了しました。
彼女が歌う主題歌も大ヒットし、歌手としてのキャリアにも大きな影響を与えた作品となっています。
小松奈々(ハチ):宮崎あおい 明るく純粋で、恋に一途なハチ役。
宮崎あおいさんの透明感のある演技が、ハチの可愛らしさと切なさを見事に表現していました。
映画『NANA』全体としても、「第29回日本アカデミー賞」の話題賞・作品部門を受賞するなど、高い評価を得た作品です。
奈々の学生時代からの友人たち
ハチの地元の友人や関係者には、以下のキャストが配役されました。
- 遠藤章司:平岡祐太 ハチの最初の彼氏役。優しくて優柔不断な性格が、平岡さんの演技でリアルに表現されていました。
- 早乙女淳子:能世あんな
- 高倉京介:高山猛久
- 川村幸子:サエコ(紗栄子)
地元のシーンでは、青春時代の甘酸っぱい雰囲気が丁寧に描かれており、ハチの純粋さが際立つ演出となっていました。
バンド「ブラスト」(BLACK STONES)のキャスト
ナナが所属するロックバンド「ブラスト」のメンバーは、個性的なキャストが揃っています。
- 寺島伸夫(ノブ):成宮寛貴 ナナの幼なじみでギタリスト。
- 岡崎真一(シン):松山ケンイチ ミステリアスな雰囲気を持つベーシスト。松山さんの繊細な演技が光っていました。
- 高木泰士(ヤス・やっさん):丸山智己 バンドのリーダー的存在であるドラマー。丸山智己さんは、スキンヘッドにサングラス、スーツという原作のヤスそのもののビジュアルで登場し、ファンを驚かせました。
バンド「トラスト」(TRAPNEST)のキャスト
すでにメジャーデビューしている人気バンド「トラスト」のメンバーには、さらに豪華なキャストが起用されました。
- 本城蓮(レン):松田龍平 ナナの元恋人でギタリスト。松田さんのクールな存在感が、レンのカリスマ性を見事に表現していました。
- 一ノ瀬巧(タクミ):玉山鉄二 バンドのリーダーでベーシスト。冷静で計算高い性格を、玉山さんが巧みに演じています。
- レイラ:伊藤由奈 トラストのボーカリスト。伊藤由奈さんは、映画の挿入歌「ENDLESS STORY」を歌い上げ、この楽曲で紅白歌合戦への出場も果たしています。歌手としての実力を存分に発揮した配役でした。
- 藤枝直樹:水谷百輔
意外な出演者:綾野剛
実は、現在トップ俳優として活躍する綾野剛さんも本作に出演していました。
綾野さんの役柄は、本城蓮(松田龍平さん)がかつて所属していたバンドのボーカルという設定です。
当時はまだ無名だった綾野さんですが、今では数々の話題作に出演する実力派俳優。
改めて観返すと、こんな豪華なキャストが揃っていたのかと驚かされます。
『NANA2』でのキャスト変更について
『NANA』の公開翌年、2006年には続編『NANA2』が公開されました。
しかし、この続編では主要キャストに以下の変更がありました。
変更されたキャスト
- 小松奈々(ハチ)役:宮崎あおい → 市川由衣
- 本城蓮(レン)役:松田龍平 → 姜暢雄(きょうのぶお)
- 岡崎真一(シン)役:松山ケンイチ → 本郷奏多
キャスト変更の理由
このキャスト変更について、プロデューサーは以下のように説明していました。
「すべてのキャストのスケジュールを合わせると製作が数年先になるため、続編を早く観たいというファンの期待に応えることを優先した」(映画.com)
第1作が豪華キャストで製作されたため、全員のスケジュール調整が困難だったことが伺えます。人気俳優たちはそれぞれ多くのオファーを抱えており、タイミングを合わせることが難しかったのでしょう。
新キャストの評価
特に本郷奏多さんのシン役は、原作のシンが持つ可愛らしさと儚さを見事に表現しており、ファンからも高い評価を得ています。市川由衣さんのハチ役も、前作とは異なる魅力で物語に深みを与えていました。
キャスト変更には賛否両論ありましたが、新しいキャストたちもそれぞれの解釈で役柄に命を吹き込んでいたと言えるでしょう。
NANAとコラボした商品の数々
矢沢あいが描く登場人物のファッションやライフスタイルは非常に魅力的で、当時多くの若者が憧れを持ちました。
その世界観を身近に感じられるコラボグッズも数多く展開されています。
ユニクロとのコラボTシャツ(2025年)
2025年7月11日(金)からは、ユニクロとのコラボTシャツが発売されました。
このコラボでは、矢沢あいの代表作である『天使なんかじゃない』『ご近所物語』『Paradise Kiss』『NANA』の登場人物をモチーフにしたイラストが採用されています。
矢沢あいの世界観を日常に取り入れられる貴重なアイテムとして、発売前から大きな話題となりました。
リブロアリアとのコラボ香水
NANAとリブロアリアがコラボした香水も人気商品の一つです。
ナナのイメージに合わせたブラックボトルと、ハチのイメージのピンクボトルの2種類が展開されています。
SNS上では、
「NANAコラボ香水良すぎ、、、買うならNanaとHachi揃えたい、、、」
「リブロアリアとNANAのコラボの香水無事に買えた!!届くの楽しみすぎる!!!!」
といった喜びの声が多数上がっており、キャラクターの世界観を香りで表現したコンセプトが高く評価されています。
再販されるたびに話題となる人気商品です。
銀座かねまつとのシューズコラボ(2024年)
2024年には、銀座かねまつが創立77周年を記念して、「ナナのエンジニアブーツ」と「奈々(ハチ)のフラットパンプス」を再現しました。
原作や映画に登場する印象的な靴を忠実に再現したこのコラボは、ファンにとって夢のような商品。実際に履くことでキャラクターになりきれる体験が好評を博しました。
クラウディアとのドレスコラボ
ドレスメーカーのクラウディアは、NANAの世界観をドレスで表現するコラボを展開しています。
ナナらしいクールな黒のドレス、奈々らしい可憐な白のドレス、そしてシンが着ていそうなチェック柄のタキシードなど、キャラクターのイメージを見事に表現したデザインが揃っています。
結婚式やパーティーなど特別な日に、NANAの世界観を纏えるというコンセプトが、幅広い年代のファンから支持されています。
原作漫画の現状とファンの期待
『NANA』の原作漫画は1巻から21巻まで発行されていますが、作者の矢沢あいさんの体調不良により、2013年に発売された21巻以降は休載が続いています。
ファンの間では続編を待ち望む声が根強く、SNSなどでは定期的に再開を願う投稿が見られます。
しかし作者の健康が第一ですので、無理のない範囲での創作活動を応援する声も多くあります。
続編の発行は止まっていますが、書き下ろしイラストやコラボ商品の展開は継続しており、ファンにとっては嬉しい限りです。
作品への愛が今も色褪せていないことの証明と言えるでしょう。
2025年リバイバル上映の見どころ
2025年7月11日からの『NANA』リバイバル上映では、来場者特典としてオリジナルロゴステッカーが配布されます。
20年の時を経て、再び大スクリーンで『NANA』の世界を体験できることは、当時のファンにとっても、初めて観る方にとっても貴重な機会です。
当時の映像技術や演出、そしてキャストたちの若々しい姿を映画館で観られることは、特別な体験となるでしょう。
また、現在活躍している俳優たちの初々しい演技を見返すのも、リバイバル上映ならではの楽しみ方です。
まとめ:時代を超えて愛される『NANA』
今回は、「映画『NANA』のキャスト総まとめ/NANA2の変更点とコラボ商品も紹介」と題してお伝えしてきました。
『NANA』には、中島美嘉、宮崎あおいを主演に、平岡祐太、能世あんな、高山猛久、紗栄子、成宮寛貴、松山ケンイチ、丸山智己、松田龍平、玉山鉄二、伊藤由奈、水谷百輔、綾野剛といった豪華俳優陣が出演していました。
『NANA2』では、宮崎あおいから市川由衣へ、松田龍平から姜暢雄へ、松山ケンイチから本郷奏多へとキャスト変更がありましたが、新しいキャストたちもそれぞれの魅力で作品に貢献しています。
出演俳優の多くが現在もドラマや映画で活躍しており、改めてこの作品の影響力の大きさを感じます。
リバイバル上映やコラボ商品が次々と展開される『NANA』は、これからも多くの人々に愛され続ける作品であることは間違いありません。
原作の続編を待ちながら、映画や関連商品でその世界観を楽しみ続けていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。


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