よく耳にするようになった「リボベジ」。
料理のときに使った野菜を、もう一度食べられると聞いたら挑戦してみたくなりますね。
再生栽培できる野菜にはどんなものがあるのでしょうか。
今回は、リボベジができる野菜を調査しました。
当記事では、
・リボベジできる野菜
・育て方
・注意点
・メリットとデメリット
を紹介しています。
リボベジを楽しむ手助けになれたら幸いです。
そもそもリボベジとは?
リボベジとは、「reborn vegetable(リボーンベジタブル)」の略です。
料理の際に捨てるはずだった野菜のヘタや根本、芯などを使って再度育てることを意味しています。
手軽に始められるので、さっそくうちにあるお野菜で育てて楽しみましょう。
リボベジ可能な野菜は?
リボベジで最初に思いつくのは、やはり豆苗ですよね。
100均などでも、豆苗用の再生に適した容器を見かけます。
他には、どんな野菜が再生できるのでしょうか。
調べてみるとネギや人参、キャベツやレタスなどたくさんの再生できる野菜がありました。
・豆苗
・人参や大根の葉
・ねぎ
・小松菜
・ほうれん草
・チンゲン菜
・レタス
・三つ葉
・セリ
・にんにく
・キャベツ
育て方
今回は、手軽に挑戦できる水で再生する方法を載せています。
豆苗
再生栽培として人気の豆苗。
豆の部分から5㎝上をカットして水につけて育てます(水は根がつかる程度)。
脇芽を残してカットすると、成長が早くなるので脇芽は切らずに育てましょう。
うまくいけば2回再生可能です。
人参
人参はヘタの部分を2~3㎝の厚めに切り、容器に水を入れて育てます。
水は切り口がつかる程度。
育った葉を食べます。
大根
ニンジン同様、ヘタの部分を2~3㎝の厚みで切り、容器に水とヘタを入れます。
大根も、育った葉を食べます。
大根の葉は細かく切って炒め、麵つゆやゴマとふりかけにすると美味しいですよ。
ねぎ
根元から5㎝ほどをカットし、水を入れた容器で栽培します。
何本かをゴムでまとめると、倒れにくくなりますよ。
小松菜・ほうれん草
根元から5㎝ほどをカットし、水を入れた容器で育てます。
根元の中心から再生した葉が伸びてきます。
育ってきたら外側の部分は不要になるので取り除いて大丈夫です。
チンゲン菜
チンゲン菜も小松菜と同様、根元部分から5㎝ほどをカットし育てます。
レタス
根元上部6~8㎝ほどをカットし、水を入れた容器で育てます。
根付きのレタスのほうが、再生が早いようです。
三つ葉
根元についているスポンジはそのまま使用します。
スポンジから4~5㎝ほど上をカットし、水に入れ栽培します。
セリ
セリも根元部分から長めにカットし育てます。
新芽が出てくると可愛らしい葉がぐんぐん伸びてくるので、観葉植物のように楽しむこともできます。
にんにく
にんにくは、1片からでも再生できます。
つまようじ3本ほどを刺して水に入れ、浮かせて栽培することで根が生える部分を確保します。
成長したらにんにくの芽を食します。
キャベツ
容器に芯と水を入れて栽培します。
水の量は、芯の下の部分がつかる程度にしましょう。
葉が伸びたら収穫できますが、土に植え替えることで丸い一玉のキャベツが育ちます。
たくさんの野菜が再生できるんですね!
他にも、玉ねぎ・白ねぎ・パクチー・セロリ・ビーツ・ブロッコリー・さつまいも・水菜・白菜などなどリボベジ可能な野菜はたくさん!
容器は家にあるコップなどの食器や、豆腐のカップ、プリンのカップなど大きさが合うもので試してみてください。
おしゃれなガラス容器で育てると気分も上がりそうです。
室内で手軽に育てたい方は是非試してみてください。
そういえば筆者も、食器棚に眠っている可愛い食器がありました。
さっそく取り出して活用しようと思います。
注意することは?
リボベジをするには、鮮やかで傷みのない野菜で挑戦しましょう。
根付きのものは、根もよく見て元気な野菜の購入を。
水の量は、少なめにすると腐敗しにくいです。
水は毎日入れ換えることをおすすめします。
特に夏場は水温が高くなり腐りやすいので、こまめに水を換えましょう。
傷んだ部分は、丁寧に取り除くといいですね。
リボベジのメリットとデメリット
メリット
なんと言っても一番は、手軽に始められることです。
捨てるはずの野菜のヘタや根本、容器と水だけですぐ始められます。
また、上手くいかなくても、何度でも挑戦できるのもうれしいですね。
ごみの削減にもなり、育てば食べられるので環境に優しいうえにお財布にも優しい♪
庭やベランダで育てると虫の発生が気になりますが、室内だと外からの虫はほぼ付かないので安心です。
子供と、野菜が育つ過程を楽しむこともできるので、食育の一環にもなり良いですね!
葉が成長する様子を見ることは、日々の楽しみにも繋がります。
デメリット
手軽に始めることができますが、毎日の水換えが面倒に感じることもあるかもしれません。
水を換えずにいると、腐ってしまう原因にもなるため、こまめに水を換えましょう。
とはいえ、何度も挑戦できるので良いことの方が多いのかもしれません。
まとめ
当記事では、「リボベジできる野菜には何がある?小松菜や人参・キャベツも?」と題して再生できる野菜を紹介しました。
まずはうちにある野菜から始めてみてはいかがでしょうか。
他にも再生可能な野菜があるので、購入した際には調べて挑戦してみるのも楽しいと思います。
リボベジは、他にも土での再生も可能です。
ねぎや小松菜などを長めに残し、土に植えれば再生してきます。
ねぎは虫が付きにくいので、初心者でも安心して始められておすすめですよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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